介護スクールを選ぶ際に注意するべきポイントについて解説!

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/05/10


少子高齢社会の現代、介護職は高齢者を支えていくうえでかかせない職業となっています。しかし、どのようにして介護を学び、仕事にしたらいいのかわからないという人も多いでしょう。そこで今回は、介護の勉強ができる介護スクールについて紹介します。また、介護スクールを選ぶ際に注意すべきポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

介護スクールとは

介護の勉強に興味がある人は、介護を行う上で必要な基本的な知識や技術を持っていることを証明する「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」の資格を取得することをおすすめします。

この介護職員初任者研修資格を取得するために通う、都道府県知事が定めた学校のことを介護スクールといいます。介護職員初任者研修の資格取得方法としては、介護スクールに通学して取得するか通信教育(自宅学習)+介護スクール通学かの2つの方法があります。

厚生労働省で定められている講義・演習合計130時間の研修をすべて履修し、そのあとの筆記試験に合格すると、晴れて介護初任者研修資格を獲得することができます。働きながら自宅学習をし、休日などに介護スクールに通うのもいいですし、通学だけで取得することもできるため、自分にあったやり方で勉強することが可能です。

介護資格を取得する利点

介護の仕事は現在、無資格であっても働くことができます。しかし、介護は人の命を預かる仕事でもあるため、介護や福祉のより専門的な知識や技術の習得をするということは介護のサービス質向上において必要であるといえます。

それだけではなく、介護を提供される側である介護者やその家族が安心して介護サービスを受けるためにも、自身のスキルを証明する資格があるのは大切です。サービス満足度に関わるだけではなく、事故やヒヤリハット防止のためにも必要だといえるでしょう。

また、2021年4月の介護報酬改定により、医療・福祉の資格を保有していない人は「認知症介護基礎研修」の受講が必須となりました。このことから、無資格の介護職の人が介護現場で働くことが、今後難しくなっていくことが予想されます。そのため、介護現場で働きたい人は介護資格を取得しておいた方が安心でしょう。

介護資格の主な種類

介護にはさまざまな資格があります。ここからは代表的な介護資格について紹介していきます。

介護職員初任者研修

介護を行ううえで必要な基本的な知識や技術を持っていることを証明する介護入門編の資格です。

介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の上位資格です。実務者研修を取得すると、サービス提供責任者として働くことができます。痰吸引など実践的なスキルを身に着けることができる資格です。

介護福祉士

介護職唯一の国家資格であり、介護職の最上位資格となります。介護福祉士になるためには「介護福祉士養成学校を終了する」「実務経験を3年以上である」「実務者研修を終了している」これらいずれかの要件を満たし、国家試験に合格すると介護福祉士の資格を得ることができます。

ケアマネージャー

介護支援専門員のことで「ケアマネ」と呼ばれることも多いです。数多ある介護サービスの中から、一番利用者にあった介護サービスを提案・選択・実行する仕事です。

利用者や家族の介護における相談や病院、介護業者の仲介をするのが主な仕事です。利用者の身体介護を直接行う仕事ではありませんが、病院や介護業者と利用者間のコミュニケーションが円滑に進むよう支援する大切な仕事です。

介護スクールを選ぶ際に注意するべきポイント

介護スクールに通おうと考えても、さまざまなスクールがあり悩んでしまうケースも少なくありません。そこでここからは、介護スクールを選ぶときに注意するべきポイントをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

どれぐらいの期間で資格取得できるのか

「より早く就職したい」「最短で資格取得をしたい」という人も多いのではないでしょうか。介護職員初任者研修の場合、スクールによっては最短1カ月ほどで資格を取得できるところもあります。自分が通いたいスクールはどれぐらいの期間で取得できるのか確認してみると良いでしょう。

通学やコース、受講日など選択肢が豊富であるか

介護スクールに通う人の中には仕事の合間をぬって通学しようと考えている方もいるかと思います。コース選択は通学のみのコースの他にも自宅学習+通学コースもあるなど、幅広い選択肢がある方が通いやすいといえるでしょう。また、土日や夜間など、講義日程にも選択肢が多いほうが、より通いやすいスクールといえるでしょう。

まとめ

介護スクールを選ぶ際のポイントについて紹介しました。スケジュールをきちんとたてれば仕事をしながらでも資格取得をめざせる介護職。スクールに通えば初心者でも学習や実習環境が整っていてこつこつ勉強を進めていくことができれば、比較的取得しやすい資格が多いといえます。

年々需要の高まりをみせる介護職は就職や転職にも有利に働くことでしょう。まずは自分の興味のある資格から調べることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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