介護資格を取るための学校の選び方

公開日:2020/11/15  最終更新日:2020/11/10

2019年4月に総務省が発表した日本の総人口1億1,000万人のうち、約65パーセントは60歳以上の高齢者が占めていること現状を受けて、政府は超高齢化社会が訪れたと正式に見解を述べました。全国各地でも数多くの介護資格を取得できる学校も誕生しています。ここでは、介護資格を取るための学校選びについて見ていきましょう。

札幌で介護資格の勉強ができる学校の特色と費用について

北海道の県庁所在地である札幌市は、2020年8月時点で約150万人が暮らす大都市です。このうち約70パーセントが65歳以上の高齢者が占めており、市内には計150カ所もの介護福祉事業所や高齢者専用住宅が点在しています。

介護従事者の需要が全国の中でも最も多い地域であり、必然的に介護資格を取るための学校も多いのです。主に市内中心部に多くのスクールがありますが、札幌では社会福祉法人が母体となっている専門学校やカルチャースクールが多く、初任者研修(ホームヘルパー2級)やケースワーカー、介護福祉士の3つの資格取得を目指した教育を受けることができます。

これら介護資格を取得する際には、必ず所定の施設で実技研修を受ける必要がありますが、札幌の学校の大半は社会福祉法人が運営しているため、研修施設の提供もスムーズに行われているのが特徴です。

費用相場について見てみると、計5つの教育施設に焦点を絞って算出した金額が1年間で約36万円となりました。こちらには教材費と1か月24時間の学科講習費、実技研修費が含まれており、この費用以外の必要経費はかかりません。

なお、社会福祉法人が母体となっているスクールでは、資格取得後に施設に就職をすれば学費が免除となる助成制度を設けていることがほとんどのようです。こちらのスクールでは、計35万円の学費を支払う必要がなく、さらに就職先も決まるので効率的に介護職へとステップを進められるでしょう。

札幌の介護資格学校で実施しているカリキュラム

全国屈指の高齢化社会となった札幌市では、2020年9月時点で計120の介護資格学校があります。専門学校や大学、短大の他にカルチャースクールという形式でも資格取得を目指すことが可能です。これらの教育機関で必須となっているカリキュラムは、「基礎介護」と「高齢者心理学」、「基礎医学」、「運動機能学」の4つから成り立っています。

「基礎介護」とは、入浴と食事の補助をはじめとした高齢者の身の回りのお世話をするために欠かせない知識の習得です。主に実技実習と併用した形で生徒に教えるもので、介護資格を取得する際には必須となる知識といえます。

「高齢者心理学」も介護職に従事するうえで心得ておく必要がある学問といえるでしょう。介護を受けられる人たちの尊厳を守るために、相手の立場を理解して介護を行う知識です。このカリキュラムにはとくにたくさんの時間を割り当てているようで、1か月で28時間もあります。

「基礎医学」は持病を持っている人のお世話や、施設内で暮らす人たちの健康面に配慮するための勉強です。糖尿病や心疾患を患っている人たちの投薬をサポートすることがあり、適切に行動するためにも必須教育になります。

「運動機能学」は一種のリハビリテーションであり、高齢者の健康寿命を伸ばすための機能を促進する運動を学ぶことが可能です。歩行運動や肺活量を鍛えるなどの基礎的な運動を学び、将来現場で生かせるスキルを身に付けます。

学校選びのコツはライフスタイルに合わせること!

福祉施設等で介護職に従事するためには、必ず見合った介護資格を持っていないといけません。今後は今まで以上に需要が見込まれる職種であるため、転職または副業で介護現場に従事しようと思われる人も多くなるでしょう。

その場合、まずは介護資格を取得するための学校やスクールに入学することから始まります。札幌には数多くのスクールがあり、それぞれに特色があるようです。どこに入学すればよいのか悩んでいる場合は、まず自身のライフスタイルに最も合っている学校を選ぶとよいでしょう。

今現在仕事を持っているなら、昼間ではなく夜間または休日の空いている時間に通学できるスクールを選ぶと効率的に勉強でき、仕事に支障をきたす心配はありません。育児やご家族で介護をしている場合は、通学をするのではなく通信課程を用意している学校を選びましょう。

札幌ではオンライン講座という通信教育課程もあり、自宅に居ながらしっかりと介護資格の勉強に励むことが可能です。専門学校であれば夜間学部、カルチャースクールならオンライン講習と、それぞれ異なった特徴で各生徒に指導を行われており、比較的幅広い年代の人たちが自身のライフスタイルに見合った学び方を選べます。

これは、札幌だけでなく全国各地でも同じ傾向にあり、需要の高まりを見越した教育施設が各生徒のニーズに合わせた結果ともいえるでしょう。

 

札幌を例にした介護資格の概要と学校選びのコツについて見てきました。選び方のポイントとしては、自身の現段階のライフスタイルに見合った学び方ができるスクールを見つけることが大切です。まずは、いくつかの施設をピックアップし、負担が掛からない通い方ができる選択をしましょう。

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