介護職はやりがいを感じることが多いのは本当?仕事内容とやりがいを徹底解説!

公開日:2021/07/15  最終更新日:2021/06/01


街中を歩いていると、介護関連施設や送迎車を見かけることが多くなりました。高齢化社会を迎えた日本にとって、介護の仕事はなくてはならない存在です。そのため、介護の仕事に関心をもっている人もいるのではないでしょうか?そこで今回の記事では、介護職の仕事内容ややりがいなどについて解説します。介護職に興味のある人は参考にしてください。

介護職の仕事内容

利用者の生活をサポート

身体的、精神的な問題を抱えており介護を必要とする人たちが、自宅、あるいは老人ホームなどの施設内で、健康かつ安全に過ごすために生活面をサポートします。

・身体介護
介護職の仕事のひとつに、身体介護があります。身体介護は、食事(ときに服薬管理)や入浴、排せつ、更衣、整容の5つが主なものです。これらを、利用者が安全に行えるようにサポートします。介護の仕事として、イメージしやすい部分ではないでしょうか。その他の身体介護としては褥瘡(床ずれ)を防ぐために、ベッド上で利用者の体位変換(寝返り)を介助する体位変換があります。

・生活援助
介護職の仕事のひとつに、生活援助があります。生活援助は、洗濯や掃除、調理、買い物などで、主に訪問介護サービスで行う仕事です。自宅だけでなく、有料老人ホームなどの施設に訪問するケースもあります。

・その他、施設でのレクリエーションなど
また生活の一部としてデイサービスでは、利用者が楽しめるようなレクリエーションを企画します。(ゲーム、工作、カラオケなど)

相談、管理業務

ケアマネジャーや看護師など多職種と連携しながら、介護計画に沿ったサービスを提供しているようです。内容の把握、改善などを管理する立場となります。さまざまなニーズを持つ利用者へ対応する必要があるため、幅広い知識が求められるでしょう。

利用者家族とのやりとり

介護職として働いている以上、介護に関するプロとして認識されるものです。そのため、利用者の家族が持つ介護の不安についての相談、専門家としてのアドバイスも求められます。また、介護サービスを必要としているのは、利用者だけではありません。家族のニーズを踏まえた介護計画を検討する必要があるのです。

介護職のやりがい

喜びを共感できる

介護の仕事には、利用者の「生活レベルを向上」させる目的もあります。そのため、いままでなら1人で立てなかった人が、リハビリを頑張って自力で少し立てるようになった事例もあるようです。

また、認知症の人が自分の名前を憶えていた時など、利用者と共に喜びを共感できる場面に立ち会えることもあります。日ごろから仕事としてサポートしているからこそ、喜びもよりいっそう大きくなり、やりがいとして実感できるでしょう。

直接いただける「感謝の言葉」

介護の仕事は「ありがとう」といってもらえる場面が多い仕事です。本来であれば「日常生活の一部を支える」ことは、大きな仕事とはいえないかもしれません。

しかし介護の仕事は、利用者にとって重要な役割を担うこともあるでしょう。食事や買い物、服薬管理などはもちろん、1人で住んでいる利用者にとっては、来てもらえるだけでうれしいと感じることもあります。また、利用者だけでなく家族からも感謝される機会が多い仕事です。

キャリアアップといった目標を持ちやすい

資格がなくても、介護の仕事は可能です。しかし待遇面などを踏まえると、資格取得を目指すべきでしょう。介護分野の資格については、キャリアアップの道筋がハッキリとしているのが特徴です。

・介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
・介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)
・介護福祉士(介護分野における唯一の国家資格)
・ケアマネジャー

働きながら介護初任者研修、実務者研修を経て、介護福祉士を目指す人もいるようです。介護福祉士になることで業務範囲が広がり待遇面もよくなるため、資格を取得するメリットは大きいといえるでしょう。また、現場の仕事ではなく利用者のケアプラン(介護計画)にかかわりたい人であれば、ケアマネジャーを目指すケースもあります。

介護職の需要は高まっている

今後も増え続ける高齢者

「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,677万人に達すると見込まれており、4人に1人が75歳以上になるといわれています。75歳以上の高齢者となれば、持病などが原因となり生活面に不安がある方も少なくありません。また、体に問題がなくても認知症を患う人も増え続けています。

介護認定を受ける人は約20年で3倍以上に

「介護認定を受ける=介護サービスが必要」となる人の数は、2000~2018年の間で3倍以上に増えています。

・2000年(平成12年)・・・218万人
・2018年(平成30年)・・・644万人

今後も、サービスが必要な人の数は増え続けることが予想されているため、介護職の需要はますます高まるでしょう。

2025年には介護人材が38万人不足

介護サービスを必要としている人が増え続ける一方、2025年には約38万人の介護人材が不足すると予測されています。人材が不足していることからネガティブな印象を受けますが、見方を変えれば「仕事がなくならない」ともいえます。今後も介護の仕事は必要とされ続けることから、景気の状況にも左右されにくい安定した仕事といえるでしょう。

 

介護職の仕事内容ややりがい、介護職の需要について解説しました。介護の仕事は大変な一面もありますが、やりがいの大きい仕事です。また今後も需要が高まることから、社会にとってなくてはならない存在といえるでしょう。

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